

自分の市場価値と言われても恐らく多くの人はピンと来ないだろう。転職エージェントの中にはこういった情報を提供している会社もある。質問事項に入力していくと、その業種の同年代のデータから算出した給与の平均などが閲覧できるサービスだ。同業種でも自分が思ったより安い賃金で働いていた事に気が付く人も多いのではないだろうか。最も算出データの平均は都市部などから取っている場合が多いだろうから地方と比べると格差はより開いてくるとは思うのだが…。市場価値はあくまでも目安であって、貴方の実績ではない。あまり評価が良くなかった方は実践の場で評価を求めるのも良いだろう。
また、厚生労働省が発表している平成20年度大学等卒業者の就職状況調査によると、大学卒業後の就職率が年々、低下している事が分かるほどの就職難。企業が求めるのは実践力、より高いスキルを持っていればデータ上の数値より高い評価をつけてくれる企業もあるだろう。転職によって私は多くの企業を見て来たが、評価と言う面では不条理な話をよく聞く。実際にこの人の方がスキルは無いけど仕事はよく出来るのに…。と言う人が評価が低く、仕事が全く出来ないのに上司受けが良く評価が高い人。頑張っても評価が出なければどんな人だってやる気を無くしてしまうだろう。正当な評価をしてくれる企業があったら転職するのも一つの手かも知れない。
こんな不景気にも負けず、自分の価値を認めてくれる職場を目指す人ってどんな人たちなのだろうと思って、ネットで調べてみた。すると、リクルートの転職サイトがあって、エントリーできるようになっている。もちろん、専門性が高いスペシャリストが求められているわけだが、転職成功例を見ると、@マーケティングのスペシャリスト、A製薬、医療機器のスペシャリスト、B経理のスペシャリスト、C人事のスペシャリストとなっていた。ふーん。@やAは特殊な環境にいないとムリだけど、BやCは、どの会社にもある部署だから、意外な気がする。ただ、その道でやっていこうと仕事の傍ら勉強したり、資格をとったりしたら、実力を試してみたい時がくるのかもしれない。会計の勉強をしている人が「外資系転職という手もある」というようなことを言っていたが、そういうことだったのね。
今はそういうご時勢なのか、最近の求人広告の数はすごく少なくなっていると思います。雑誌の厚みを見ても一目瞭然ですよね。中身を見てもなかなか良い条件のものは見当たりません。主人は現在求職中ですが40歳過ぎという年齢のせいもあって、なかなか次の就職先が見つかりません。インターネットや無料の冊子など、媒体は増えていると思いますし、インターネットでの応募や登録のみであれば携帯でできる企業もあるのでアクセスの方法も増えている思うのですが。媒体が増えても現実はなかなか難しいようです。媒体が増えても現実はなかなか難しいようです。転職情報そのものが少ない、という事でしょうか。
斎藤孝広(さいとう たかひろ)
1974年生まれ。2006年まで某大手転職エージェントにて、専任コンサルタントとして従事。その後、転職サポート職務経歴を活かし、フリーの転職コンサルタントとして活動。転職情報サイト「斎藤孝広の転職情報サイト活用マガジン」を運営。